2004年11月24日（水）
なんだかんだと忙しい…のはイイことなのか？などと考える暇も無く…ま、必要とされるうちが鼻！（＾＾；）でしょう。生きているうちが鼻…。爆！デフェスはかなり前から知っていて、周囲からもパロの映像で出ろーとか言われてたのですが、映像で出るには、中途半端はいけません。当時まだＰＣ処理の問題、プリントの問題など…色々とありましたし、もちろんコストの問題も。今ではだいぶやりやすくなりましたので、多くの映像作家も出展していました。けど、うーん…手軽になり過ぎたのか…、殆どが脳ミソに残っておりません。唯一、軍艦島のＤＶＤブースかなぁと。

リポートにも書いてありますが、ニッポンの女の子たちの自由気ままさはホント素晴らしいと思います。でも、ちゃんと考えている、試行錯誤している、それをオシャレにやってのけています。これは実は海外から見るとスゴイ脅威です。あのガングロッ子たちのメイクはフランスのブランドメイクを一変させました。1995年12月に閉鎖されてしまった原宿ホコ天のコンテンツは、実際には10年以上経過しちゃってる今更ながらに Launch から溢れ出ています。聴く人が聴けば、観る人が観れば、分かってしまうことです。最近では、No Doubt からソロデビュしたグェン・ステファニが原宿ガールなどとのたまっちょりますが、まぁ、一般的には早めなのかもしれませんが、もはやもう終わってしまった、去ってしまったモノです。半月程前でしょうか、たまたまって、いつもけっこうタイミング良いのですが、最新ビデオクリップを見つけ、…、どー考えても、アノ雰囲気は彼女の世界からかなり持って行ってるなぁ、と思わざるを得ませんでした。その彼女は、自らその世界を捨ててしまいましたが…。eyedia.comの中に、ひっそりと（そうでもないかな…＾＾；未だに海外からのリンクが多いので。）映像で残っています。捨てて…と言うか…いぢめに近いものもあります、ある種の天才（滅多に殆ど使わない言葉ですが）だと私は思っていますので。その才能を守り、育てる場が無かったのは実に残念です。日本の、世界の宝を失ったような気がします。が、それに耐えられるだけの精神力も必要なんでしょうが。とにかく、当分…、うーん、あの感じはもう出ないかもしれません。

私がずーーーっと昔（＾＾；）、中学生の頃にすんげぇショックを受けた映像創る人、死んでました。つい最近、知りました。可愛そうに…。単純にそう思います。日本のコマーシャル界に今でも多大な影響を与え続けている人なのに、一般的には殆ど知られていません。ワード検索して、eyedia.comと数箇所しか出てこないなんて…アホげです。爆！彼自身は充分に美しくカッコついていたのですから、やはりある種の天才だったのですから（同時に超バカかも…）、そのまま行けば…行けなかったんでしょうね。結局は映像に負けた、殺された、のかもしれません。不幸だったかもしれません。（ヘルムート・ニュートンよりそうじゃないかなぁ。）無念だったかもしれません。だからサッサとカタつけて早々に逝った…のかな？それほど映像は恐ろしいモノです。ヒトを狂わせるに値すると私は思っています。なんかちょっと真面目ゲですが、アホです。爆！だから、今、現実に起こっている地獄と恐怖は、もっと伝えられなければならない、首無しマネキンばかり並べないで、などと腐れストリートを見つめてしまいます。でも、マスには顔が無い、のかもしれません。

デフェスには多くの来場者がいて、すっかり江戸っぽいファッションになりましたね、女の子も男の子も。模様や色が重なる襟、帯の前にも後ろにもチャラチャラ、だらりんきゅっ！なフォルム、足元もヘアもチャラチャラ、色んな鮮やか楽しいモンがくっついてます。＾＾　世界はカオス、悲劇と不幸が増殖中です。ニッポンのワカモンは…とか言われますが、たかが100歳と違わない（爆！）、それほど個人的には悲観していません。それよりも、地球がぶっ壊れている方が切実です。

などと、久々のデフェスで思いました。なんでアイやってるか…って、宿命ってやつかもしれません。

from oyajy ichico